首切りという意味で使われる「リストラ」という語が流行り、終身雇用の神話が崩れ去り、長期の安定した雇用というものがもはや完全な過去の物になった時代…とはまでは行きませんが、現状でそういった認識は大分過去の物としなくてはならなくなっているのは事実でしょう。
実際に、2004(平成16)年に改正され、2006(平成18)年の4月から全ての措置が施行されるようになった高年齢者雇用安定法においても、事業主つまり雇用する側に対して、高齢者の雇用問題に関して何らかの措置を講じなくてはならない、と定めている点からも、雇用において年齢要件の基準が厳しくなっているのが見て取れます。
しかしながら、そもそも中高年とはどの辺りの年齢を言うのでしょうか、一般に未成年といえば20歳未満ですし、老人福祉法で適用が開始されるのは65歳からという点からしてもこの中間であることは間違いありません。さらに上記の高年齢者雇用安定法については、中高年は45歳以上と定めていることから、45歳以上65歳未満と考えてよさそうです。
というわけで、この年齢条件でもってインターネット上の求人サイトを絞り込んでみると驚くほど件数が少ないのが分かります。というよりも、何らかの希望の職種を指定しても大概は募集年齢で40歳に満たないケースがほとんどのようです。これは、理由は幾つか考えられますが、一つにはサイトの掲載者側が中高年の利用をほぼ考慮していないのではないかというものが考えられます。
やはりまだこの年代層の求人を得るには新聞の求人欄などの紙媒体や、ハローワークなどが主流のようです。